Technology

宇宙開発とクリーンエアテック

宇宙には重力がない。

スペースシャトルや国際宇宙ステーションでは粒子は空気中に浮遊したままとなり、突発的な感染症が生じれば、瞬く間に宇宙飛行士に拡散してしまう。

  • 宇宙ではヒトの免疫系が衰えるという研究結果
  • 地上とは異なる病状の懸念
  • 宇宙環境で私たちの常在菌が変化する可能性
などもある。

そのため、宇宙ステーションで体調不良の症状がでた乗務員がいると、直ちに隔離され、 隔離室ではHEPA(高効率粒子状空気)エアフィルターによる空気清浄を実施する他、マスクを着用し定期的な表面のワイプダウン、および微生物モニタリングを行う。
※ISSの米国セグメントの事例

そうした宇宙という閉鎖空間・局地における空気の課題解決の知見と技術を生かし、防災・防疫分野の社会課題解決を目指し開発されたのが、ツバメエアクリーン製品である。

培ってきた「健康を守る」技術

ツバメエアクリーン製品には、新潟県燕市の吉田工業の技術が集約されている。

燕市で生み出されてきた特産品の数々。
その製造工程で研磨加工を行う際に、研磨された無数の微粒子が空気中に飛散することで肺炎などの深刻な健康被害を引き起こすリスクがあった。

そこで「クリーンな空気」を維持するため、設備に適した規模とコストで、微粒子の空気中への飛散を防ぐ空気清浄の空間を作り続けてきたのが、エアテックカンパニーである吉田工業だ。

『昨今、様々な災害や突発的な環境変化が絶えない中、被害を受けている方は多くいらっしゃいます。 その方々や、そこでの従事者の方々の「健康を守る」ことに弊社のきれいな空気づくりの技術が活かせるのではないかと思っており、今回の製品を計画しました。』
(株式会社吉田工業 代表取締役 吉田智氏)

その吉田工業の培ってきた技術を集約することで、既製品に比べてよりコンパクト収納ができ、より安価提供が可能で普及しやすい「ツバメエアクリーン製品」が誕生した。